当記事では、ボートレースのPG1・G1についてまとめています。
各競走内容や年会開催回数・日程もご紹介!
その他のグレードレースについては、以下の記事をご覧ください。
PG1とは
PG1(プレミアムG1)はSGの次にグレードの高いレースです。
G1に比べて人気が高く、現在年間5回開催されています。
45歳以上が出場できるマスターズチャンピオンや、30歳未満が出場できるヤングダービーなど、成績のほかにも各レースごとに出場資格が定められています。
BBCトーナメント
BBCトーナメントは「ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走」の通称で、その年の賞金戦線開幕をつげる1月開催のPG1です。
通常の勝ち上がり方式・総当たり制とは異なり、4日間開催のトーナメント制となっており、前年の実力選手が集結します。
出場選手は48名、級別は問われませんが、前年の同大会および各グレードレースの優勝者、出場選手選出基準に基づく選出上位15名などから選出されます。
マスターズチャンピオン
マスターズチャンピオンは出場資格が45歳以上に限られたPG1です。(正式名称:名人戦競走)
ベテランレーサーのナンバーワンを決める競走で、前年優勝者や当年4月1日時点で45歳以上のマスターズリーグ優勝者、勝率上位者などから選出されます。
マスターズリーグは出場資格が45歳以上のG3競走で、年間10回開催されています。
レディースチャンピオン
レディースチャンピオンは女子レーサーのみで競われるPG1です。(正式名称:女子王座決定戦競走)
前年優勝者、オールレディース優勝者、女子レーサー勝率上位者などから選出されます。
女子レーサー限定の競走として、同じくPG1のクイーンズクライマックスと同様に女子戦の最高峰として位置付けられています。
ヤングダービー
ヤングダービーは2014年に新設された、若手レーサーのナンバーワンを決定するPG1です。
出場選手は52名、級別は問われませんが、前年優勝者、G3イースタンヤング・ウエスタンヤングの優勝者、当年9月1日時点で30歳未満の勝率上位者などから選出されます。
ヤングダービーのプレシリーズとして開催されているのが、ともにG3グレードのイースタンヤング・ウエスタンヤングです。
2014年、ヤングダービーと同時に新設され東・西のエリアに区分され開催されます。
クイーンズクライマックス
クイーンズクライマックスは2012年に新設された女子レーサー獲得賞金上位12名による、賞金ナンバーワン女子レーサーを決定するPG1です。(正式名称:賞金女王決定戦競走)
当年1月1日~SGチャレンジカップ及びG2レディースチャレンジカップまでの女子レーサー獲得賞金上位12名によって競われます。
平成26年度より毎年大晦日に開催されており、G3のクイーンズクライマックスシリーズと同日開催です。
G1とは
G1はSG・PG1に次いでグレードの高いレースです。
出場できるのは原則A1レーサーのみで、優勝賞金は580万~1,000万となっています。
年間開催回数は30~35程度で、6地区に分かれて争う地区選手権競走、各ボートレース場の周年記念や施設リニューアルに伴う大会がG1にあたります。
地区選手権
地区選手権は関東・東海・近畿・四国・中国・九州地区の各レース場持ち回りで行われるG1競走です。
出場資格は、開催場が希望する当該地区支部に所属する選手となっており、基本的にA1レーサーで構成され地区別のチャンピオンを決定します。
若松宮記念
若松宮記念は優勝杯を下賜されたことを祈念して1972年に設立されたG1競走です。
開催場はボートレース住之江で、原則A1選手の主催者推薦のレーサーによって構成されます。
各ボートレース場の周年記念を除くG1レースで開催地が固定されているのは若松宮記念のみです。
周年記念
周年記念は各ボートレース場の開設を記念して、年度に一度開催されるG1競走です。
開催時期は毎年同時期に開催するレース場もあれば、流動的に開催しているレース場もあり、SG開催などの関係でずれることもあります。
年度内にSGやPG1の日程が組まれていないレース場の場合、周年記念がその年で一番のメインイベントとなります。
ボートレースPG1・G1の年間開催回数・日程は?
2024年のPG1の年間開催回数は5回、G1の年間開催回数は32回となっています。
開催スケジュールは以下の通りです。
開催日程 | 名称 | 開催地 |
---|---|---|
1月11日(木)~1月14日(日) | BBCトーナメント | ボートレース大村 |
4月16日(火)~4月21日(日) | マスターズチャンピオン | ボートレース鳴門 |
8月7日(水)~8月12日(月・祝) | レディースチャンピオン | ボートレース福岡 |
9月18日(水)~9月23日(月・祝) | ヤングダービー | ボートレース桐生 |
12月26日(木)~12月31日(火) | クイーンズクライマックス | ボートレース蒲郡 |
開催日程 | 名称 | 開催地 |
---|---|---|
1月19日(金)~1月24日(水) | 競帝王決定戦 | ボートレース下関 |
1月25日(木)~1月30日(火) | 浜名湖賞 | ボートレース浜名湖 |
2月3日(土)~2月8日(木) | 関東地区選手権 | ボートレース平和島 |
2月4日(日)~2月9日(金) | 九州地区選手権 | ボートレース芦屋 |
2月5日(月)2月10日(土) | 東海地区選手権 | ボートレース蒲郡 |
2月9日(金)~2月14日(水) | 近畿地区選手権 | ボートレース尼崎 |
2月10日(土)~2月15日(木) | 中国地区選手権 | ボートレース宮島 |
2月11日(日)~2月16日(金) | 四国地区選手権 | ボートレース丸亀 |
2月27日(火)~3月3日(日) | 江戸川大賞 | ボートレース江戸川 |
3月4日(月)~3月9日(土) | 尼崎センプルカップ | ボートレース尼崎 |
3月24日(日)~3月29日(金) | 太閤賞 | ボートレース住之江 |
3月26日(火)~3月31日(日) | ダイヤモンドカップ | ボートレース唐津 |
4月4日(木)~4月9日(火) | 児島キングカップ | ボートレース児島 |
4月7日(日)~4月12日(金) | 海の王者決定戦 | ボートレース大村 |
5月30日(木)~6月4日(火) | 戸田プリムローズ | ボートレース戸田 |
5月31日(金)~6月5日(水) | 太閤賞 | ボートレース住之江 |
6月8日(土)~6月13日(木) | オールジャパン竹島特別 | ボートレース蒲郡 |
6月9日(日)~6月14日(金) | 宮島チャンピオンカップ | ボートレース宮島 |
8月1日(木)~8月6日(火) | 全日本王座決定戦 | ボートレース芦屋 |
9月6日(金)~9月11日(水) | ツッキー王座決定戦 | ボートレース津 |
9月12日(木)~9月17日(火) | びわこ大賞 | ボートレースびわこ |
9月24日(火)~9月29日(日) | 徳山クラウン争奪戦 | ボートレース徳山 |
9月27日(金)~10月2日(水) | 全日本覇者決定戦 | ボートレース若松 |
10月3日(木)~10月8日(火) | 浜名湖賞 | ボートレース浜名湖 |
10月6日(日)~10月11日(金) | 赤城雷神杯 | ボートレース桐生 |
10月31日(木)~11月5日(土) | ウェイキーカップ | ボートレース多摩川 |
11月1日(金)~11月6日(水) | 高松宮記念 | ボートレース住之江 |
11月9日(土)~11月14日(木) | 京極賞 | ボートレース丸亀 |
11月10日(日)~11月15日(金) | ダイヤモンドカップ | ボートレース尼崎 |
11月28日(木)~12月3日(火) | 北陸艇王決戦 | ボートレース三国 |
12月3日(火)~12月8日(日) | 大渦大賞 | ボートレース鳴門 |
12月8日(日)~12月13日(金) | 福岡チャンピオンカップ | ボートレース福岡 |
まとめ
当記事では、ボートレースのPG1・G1についてまとめました。
2024年は、PG1が5回、G1が32回開催されます。
PG1・G1はSGに次いでグレードの高い大会で、A1級の腕のあるレーサーが集結し競うので見ごたえのあるレースであること間違いなしです。
近くのレース場で開催される際は、ぜひ足を運んでみるのがおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。